印鑑を廃止したいのだが、それは洗脳だったかもしれない件
印鑑はあほらしい。やめて欲しい。
実際、私は20年ほど海外に駐在しているため、年に1回も印鑑を使う事はない。
サインだけで十分やって行けている。だがサインだろうと印鑑だろうと通常の社内業務でのその信頼度は、人と人のかかわりの中でできておりサインや印鑑の真偽を確かめたりしていない。だから、
「そんな無駄な事はやめてしまえ!」と
声を大きくして言っていたし、今でもそう思ってはいる。しかし、ふとした事で、その考えがある種の洗脳であったのでは無いかと思うに至った。
攻殻機動隊 SAC_2045で、ポスト・ヒューマンと言う人間が登場する。
https://note.com/hegelschen/n/n830f5180689d
簡単に言うと電脳化された人間をAIが操る状態になってしまい、AIが人を超えてしまったといった状況のような感じです。そのワンシーンで、「このポスト・ヒューマンのお世話ができるのは、電脳化されていない人間だけです」と言ったくだりがあった。
ふと、思った。故意ではないにしても、すべてをオンライン化して行くと言うのは結果として支配者が強大な権力を簡単に扱える社会を作ってしまうと言う事だったのだと。危うくオンライン化イコール正義と言うプロパガンダに洗脳されるところだった。
やはり、印鑑を代表するようなアナログ文化を消さずに、アナログしか通用しない日本を貫けば、アメリカと中国に二分された電脳階級世界に、日本だけがだけが支配されず世界の救世主になれるのかもしれないのだ。
ダイヤル式黒電話、クロームテープやOHPの復活を推奨します!