鴨周 - Aduck’s blog

日本の事、インドネシアの事思いつくままに

COVID-19を個人的に調査している件 20200513 感染経路が肝

全国陽性率が2%を切ってきた段階で、PCR検査を増やせと言っているご専門家の方々もいらっしゃいますが、PCR検査数はここ一週間の平均で5000件越えを継続しています。検査人数は週平均3500人程度なので、約1500件はこの期間に2回以上検査した人が含まれています。感染が拡大していた4月6日からの週平均は4700人程度。検査人数は週平均3235人程度。人数的には少し増えた状態で陽性率が減少を続けていると言う事は、PCR検査を増やす必要は全くない。

明日14日に政府が何らかの発表を行うようですが、何を指標にするのかを注目している。

私の個人的な考察によると、最も大事なのは感染経路不明者の存在です。

感染が増加傾向にある時は、陽性率が10%を超えており検査すればするだけ、感染者が増える状態でした。このような状態では、隠れ感染者が大量にいたと想像できます。しかし、今は検査数を増やしても微増にしかならない状況です。従って、感染者数に注目する時期は終わり、第2波を最小限にする事に専念するべきです。

そして、第2波対策の肝は、感染経路不明者の撲滅です。第2波感染者がたとえ出たとしても、感染源が特定できる状況であればすべてが支配下に置かれているようなものです。

私は、1週間でも良いと思うが、潜伏期間最大値と言われる2週間を基準にし、段階的に行動制限を解除しながらも、感染経路不明者が2週間出なければ完全解除可能と判断したい。

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陽性率推移 3日、7日移動平均