ジャカルタのレジ袋禁止は一般的なエコとは理由が異なる
今日もまたグランドラッキーストアで懲りずに持ち込んだビニール袋が拒否られた。7月から禁止です。って、解釈の違いもあるだろうが、基本的には、店がプラスチック製のレジ袋を配布や販売をしてはいけないと言うルールだったはず。しかし、いつもティダアパアパ(まあよかよか)のインドネシア人もこう言う時ばかりは頭が硬い。罰金という恐怖があるのでしょう…
「これ私の袋だから関係ないでしょ?」と言っても店のルールだと言う。しようがないのでレジ籠ごと持っていくからと言ったら「OK!」って????
結局、肉入れてた店内備え付けのビニール袋に収まったので、籠を持ち帰るのは許してあげた😁。
何故ジャカルタがレジ袋を制限したいのかというとゴミ処理能力の不足問題が大きいんです。エコのふりをしているが、過度の一極集中とゴミ処理施設の不整備と言う失政をレジ袋に押しつけているとも言えなくはないわけです。
https://www.jakartashimbun.com/free/detail/50969.html
今回購入品を見てみましょう。
肉はずいぶん立派なプラスチックトレーとラップ、ニンニクはビニール製のネット、紅茶は箱の上からビニールでパッキング。コーヒー(エイトコーヒーの青はすぐ売り切れる)はパッケージのみ。因みに、ニンニクをバラ買いするとビニール袋に入れて値段シール貼ってくれます。
さらに、ゴミを捨てるときには、別途購入したビニール袋を使います。
結局別購入した袋を使う時点でマイレジ袋使うのと何ら変わりはないわけです。
ジャカルタの場合はゴミそのもの減少に取り組まないといけないのだけれども、本質はさて置きエコに優しい見てくれのいい政治家を増殖させると言う悲しい結末でございます。
次回は、エコが独裁政治に非常にマッチする問題を記したと思います。本日はここまで