コロナ禍対応で日本がやらなくて良かったと思う事
9月14日よりジャカルタ特別州では、PSBBと言われる大規模行動制限の再強化が実施された。この決定には非常に落胆した。私は効果は望み薄で経済だけが疲弊するだろうと見ているからだ。恐らく、陽性者数が一向に減少しない現状にアニス知事がしびれを切らせて強権発動といった見方が正しいのではないだろうか。なんちゃらアラートと本質は似ているが、行政により権力があるのでこのような事ができるのだろう。
先ず、最もやってはいけない事が、『PCR陽性者の無症状者を含めた全員隔離策』だ。それでなくても病床が不足している現状にそのような事をやれば、重症患者が治療できない問題が起こるばかりか、発覚を恐れて病院に行かず気合いで治療する人が増える可能性が有るからだ。
そもそも、初期のPSBBでも大きな効果は得られなかったにもかかわらず、再発動とはトホホである。日本は色々言われているが、絶対やってはいけない事はやらなかったのでそこはまともだったと捉えるべきでしょう。
