鴨周 - Aduck’s blog

日本の事、インドネシアの事思いつくままに

台湾を称賛する論調が有りますが

万全の武漢コロナウイルスに対する対策で、台湾を称賛する論調が有りますが、その国々で様々な事情が有り賛美しすぎるのはどうかと思いますと言いながら、私としては、日本に真似して欲しいと思っている台湾のシステムが有ります。それがこれです。

 

ja.wikipedia.org

 

統一発票を簡単に言うと、業務用と民間用で区別され、統一された番号で管理される領収書です。民間用は一般消費者が必ずレシートを欲するような仕組みがなされています。

それは、レシート宝くじです。統一番号に対して定期的に当選番号が発表されます。少額ながら当選するとアイスクリームに交換できたりしてレシートを大事に保管していた事を思い出します。これは、事業者がレシートを発行すると番号が登録されその事業者と紐づくため脱税ができなくなると言うシステムです。国としては脱税されるぐらいなら、くじ当選者の納税者に還元した方が良いと言う考えです。

業務用は、身近で言うと会社で清算する時に番号付きの発票(領収書)でないと受け付けてくれないと言う事に直面します。発行業者と清算する業者を統一番号で一致させることによって不正な請求や取引が無いか監視されるため、番号がないと受け付けてくれないのです。

さらに、近年は電子取引向けに電子化が進んでいるようなので、レシートをノリで貼って提出なんて事が不要になってくることでしょう(この辺の事情は台湾在住者に聞いて調査するつもりです)。

 

とにかく、日本の電子化が進まない理由の一つに領収書文化が有ります。このようなシステムを導入しながら電子化を進めるのはどうでしょうか?

政策に決めてのない野党さんいかがでしょう!