鴨周 - Aduck’s blog

日本の事、インドネシアの事思いつくままに

正解の逆は不正解ではない。

陽性と陰性。英語でポジティブとネガティブ。これは1対1の関係で、裏と表です。

しかし、PCR検査はそうではありません。

まず、ウイルスが体内に有る無しの判定が、70%程度(感染からの時間などの要因によって精度は変化します)の精度です。また、一定の割合で擬陽性を含んでいます。

 

PCR検査で言われる陰性はあくまでも、検査で検出できなかったので陰性と言っているだけで、あなたの体内にウイルスがいない事を証明しますと言っている訳ではありません。では、陽性はと言うと擬陽性がある一定数いるもののあなたの体内には100%ウイルスがいますと言う陽性証明と言えます。

 

海外からの入国者がPCR検査後2週間自己隔離しなければならない事が物語るように、PCR検査は陰性証明としては使えないと言う事です。一般的な発症期間の倍の長さで症状が出ないか見極めるしか陰性を証明する事は出来ないのです。

 

また、朝日放送PCR検査を20万人に増やせとか言っているようですが、その根拠はよくわかりません。ただし、感染者増加のピークが過ぎ医療崩壊の懸念はなくなったため希望者がPCR検査をすぐ受けられるようにしてあげる事は、社会を円滑に回すための役にはなるかもしれません。もちろん、陰性証明にはならないので半分は気休めですが、社会的責任を果たしたと言う証明にはなるでしょう。

 

あと海外在住者としては、日本へ入国時は費用がかかりませんが、例えばインドネシア政府は事前のPCR検査を義務づけており、渡航前に保険適用外のため2~5万円もするPCR検査受けざる得ません。改善を願いたいものです。

噂ですが、事前検査していなければ指定病院の6人部屋などに隔離される事も有るそうなので、そこでの感染の方が怖いとも…