鴨周 - Aduck’s blog

日本の事、インドネシアの事思いつくままに

東南アジアから見る日本のコロナ

福岡に帰省して思う疑問

  • テーブルに✖点が無い
  • テーブルを間引いたりしていない
  • 入り口にはあるが、お金をやり取りした後の消毒液がレジにない
  • エレベーターに立ち位置マークが無い
  • エスカレーターに立ち位置マークが無い

※あくまで、福岡の限られたエリアでの事ですので、全体がそうなのかわかりません。

 

実際、ソーシャルディスタンスがどの程度の効果があるかは疑問ですが、対面に座らない。テーブルを1台間隔で使用するなどジャカルタで当たり前の事が行われていなくてビックリしました。それでいて、蔓延防止法を要請と言うのは何ともちぐはぐな話です。

 

提案

私なりの提案を考えてみました。

  • 社会にタイムシフト制を導入
  • 時短ではなく時長
  • 人流ではなく人密度の低下

 

早朝型、昼型、夜型の3シフト制の社会を構築して、飲食を含む商業施設や交通機関のピーク分散を行う。飲食は、30%~50%として予約優先とする。その代わり営業時間に制限は求めない。予約アプリ開発会社には、補助金を出し利用する飲食店舗が負担しなくても良いようにする。このようなピークシフトを通じて人密度の分散を図る。

学校はどうするのかなど多々課題はあるのでこのままできるとは思わなないが、ただお金をばらまく助成ではなく、これを機に社会システムにレガシーが残るような前向きの施策を世界に先駆けてやって欲しい。

 

ところで、ロックダウンするべきなどと言う人がいますが、警察官や軍隊が偉そうに地域を回って注意して回る光景を想像できない人たちなのではないでしょうか。

私の居るジャカルタ周辺地域は、日本よりも若干厳しい行動制限を行っています。しかし、割と民主的に行われていると思います。公権力のある警察や軍の制服を着た人が監視の為回っている光景はちらほら見られます。そんな時は、目立たないようにそーっとやり過ごします。

なんの権力もないセキュリティーガードが、「鼻出しマスクはダメ!」とビルの入り口で指摘してくる事がありますが、こんな些細な事でもむかつきます。取り締まる側と取り締まられる側に分けられるだけで、不満が蓄積するのです。

飛行機搭乗前の手荷物検査で、完璧と思っているのに金属探知がなってあれこれ聞かれる時、若干むかつくと思います。それを毎日やられる事を想像してみてください。

 

ロックダウンの為に銃口が向けられるような事態は想像したくない。そうさせないためにインドネシア政府も公権力の発動は慎重なのかもしれません。

 

日本の政府は、国民の主権を尊重すると言う観点で見ればかなり優秀だと言えます。しかし、対策のちぐはぐさには???ですね。